【JICA緒方研究所ナレッジフォーラム】人と自然と持続可能な開発:有限な地球上で持続的な発展を実現するには
掲載日:2026.10.20
セミナー |
JICA緒方研究所について
JICA緒方研究所について
国際社会では、これまで自然環境の保全を目的とした数多くの条約や国際枠組みが形成されてきました。国連持続可能な開発目標(SDGs)においても、自然環境の保全に関連するゴールとして、ゴール14(海の豊かさを守ろう)、ゴール15(陸の豊かさも守ろう)が掲げられています。しかし、こうした取組にもかかわらず、自然生態系の破壊・劣化や生物多様性の喪失は世界各地で進行し続けています。なぜ私たちはこの流れを止めることができないのでしょうか。
これまでの国際開発政策では、自然環境保全は様々な開発分野のひとつとしての環境分野の一課題として位置づけられてきた面があります。これはつまり、人間の社会・経済の一部分として自然が扱われているようなかたちです。しかし実態は、人間の社会と経済が自然の一部であり、自然が人間社会と経済活動の存続を支える基盤となっています。この関係を忘れて自然を破壊することは、自分が住んでいる家の土台を崩すことに等しいと言えるでしょう。私たちは、自然と人間の関係を改めて認識し、社会・経済の仕組みを、その基盤である自然の安定と健全性を高める方向へと変革していく必要があります。
近年は生態系・生物多様性保全と経済発展の両立を目指すバイオエコノミーの推進、企業による自然関連リスクの情報開示、さらには山や川、森林などの自然に法的権利を認める新たな動きなど、さまざまな取組が世界で進められています。こうした動きも踏まえつつ、本フォーラムでは、自然の一部として人間社会がどのように持続的な発展を実現していくべきかをテーマに、自然と経済、自然と社会の新たな関係について考えます。ブルッキングス研究所とJICA緒方研究所との共同研究「Nature, People, and Sustainable Development 」を題材に、各分野で活躍する登壇者との対話を通じて、持続可能な未来に向けて私たちに求められる価値観や制度、行動の変革について議論を深めます。
10:
00-
10:05
開会あいさつ・趣旨説明
・亀井
温子
JICA緒方貞子平和開発研究所 副所長
10:05-
10:20
書籍紹介
Nature, People, and Sustainable Development
・ホミ・カラス
ブルッキングス研究所国際経済開発局 上席研究員
10:20-11:20
【
60
分】ディスカッション
モデレーター:
・佐藤
一朗
JICA緒方研究所 上席研究員
パネリスト:
・
ジュリー・マッカーシー
Nature Finance CEO/ブルッキングス研究所国際経済開発局 非常勤フェロー
・
齊藤 修 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) プログラムディレクター/東京大学未来ビジョン研究センター 客員教授
・ 美鳥 佳介 キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部 Chief
Researcher
11:20-11:
55
質疑応答
11:55-12:
00
閉会あいさつ
・ティム・スコット UNDP Nature Hub ポリシー・アドバイザー
以下のリンクからお申し込みください。
※お申込みは2026年11月10日12:00(正午)で締め切らせていただきます。
※手話通訳、PC文字通訳、事前のテキストデータ提供等の対応をいたしますので、お名前、ご所属先をご記載の上、希望される対応を10月28日(水)までに下記メールアドレスにご連絡ください。
dritrp@jica.go.jp
JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:田中・梶野)
メール: dritrp@jica.go.jp