【終了】【UNDP×JICA緒方研究所】世界の脅威に立ち向かう 新時代の「人間の安全保障」第2回 JICA緒方研究所レポート「今日の人間の安全保障」創刊記念シンポジウム —最大級の脅威に直面する国際社会が、人びとの命、暮し、尊厳を守るためには?—
掲載日:2022.04.26
イベント |
JICA緒方研究所について
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掲載日:2022.04.26
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国連開発計画(UNDP)とJICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)は、世界の脅威に立ち向かう新時代の「人間の安全保障」をテーマに全2回のウェビナーシリーズを開催します。
第1回となる4月19日(火)はUNDP「人間の安全保障」特別報告書発表会を、第2回はJICA緒方研究所より、『JICA緒方研究所レポート「今日の人間の安全保障」』創刊記念シンポジウムを4月26日(火)に実施します。UNDPとJICA緒方研究所という異なる視点から「人間の安全保障」の概念を振り返り、今この時代に求められる新しい「人間の安全保障」とは何か、専門家、有識者を招いての議論を展開します。
人間の安全保障の概念が生まれてから約30年。紛争や自然災害、強制移動、グローバル化による負の影響など既存の課題が先鋭化するとともに、コロナ禍や気候変動、デジタルトランスフォーメーション(DX)の光と影、少子高齢化などの新しい問題が顕在化しています。これらの世界の問題を正しく捉え、適切に対応していくには、人間の安全保障の視座が有効と考えられます。
JICA緒方研究所は、こうした状況を踏まえ、JICA緒方研究所レポート「今日の人間の安全保障」創刊号(日本語版)を2022年3月31日に発刊しました。本レポートでは、時代の変化に応じて人間の安全保障をどう理解すべきか、またその適切な実践のためのアプローチとは何だろうかという問いについて探求していきます。
創刊号では、人間の安全保障を今日の状況をもって再検討することをはじめ、コロナパンデミックに着目し、多様な分野の視点から人間の安全保障について論じています。また、概念にとどまらない人間の安全保障の実践について、JICAおよびJICA緒方研究所の取り組みを紹介しています。
本シンポジウムでは、各著者からの内容紹介に加え、近藤哲生UNDP駐日代表事務所代表、峯陽一同志社大学教授(JICA緒方研究所客員研究員)をお招きし、今日の人間の安全保障と開発協力に関する議論を行います。
皆様のご参加をお待ちしております。
16:00~16:05 開会あいさつ
田中明彦(JICA理事長)
16:05~16:25 レポートの内容紹介(講演)今日の人間の安全保障と開発協力
牧野耕司(JICA緒方研究所副所長)
16:25~16:40 レポートの内容紹介
■ビデオメッセージ
人間の安全保障研究の歩み
武藤亜子(JICA緒方研究所上席研究員)他
アフリカにおける人間の安全保障をめぐる理解と実践
花谷厚(JICA緒方研究所主任研究員)
移民送金と人間の安全保障
原田徹也(JICA緒方研究所上席研究員)他
新型コロナウイルス感染症と保健
牧本小枝(JICA緒方研究所主席研究員)他
■コメント
新型コロナウイルス感染症と人間の安全保障
國井修(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金CEO)
16:40~17:10 パネルディスカッション「今日の人間の安全保障と開発協力」
【モデレーター】
高原明生(JICA緒方研究所研究所長)
【パネリスト】
近藤哲生(UNDP駐日代表事務所代表)
峯陽一(同志社大学教授、JICA緒方研究所客員研究員)
岩間望(JICA企画部国際援助協調企画室長)
牧野耕司(JICA緒方研究所副所長)
17:10~17:25 参加者からのQ&A
17:25~17:30 閉会あいさつ
赤堀毅(外務省地球規模課題審議官)
第1回はこちら
JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:金・荒井)
メール:ditas-rsunit@jica.go.jp
このイベントは終了いたしました。
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