【終了】世界銀行・緒方研究所共催セミナー： 世界銀行グループの脆弱性・紛争・暴力（FCV）戦略の進捗と日本、JICAとの連携

世界銀行グループは2020年2月27日、脆弱性・紛争・暴力（FCV）戦略を新たに作成しました。現状のままでは、2030年までに世界の最貧困層のうち、最大3分の2が脆弱性・紛争・暴力の影響下にある国々で暮らすことになると見込まれる中で、同戦略では、世界全体で極度の貧困を終わらせるには、こうした国々において緊急に行動を起こすことが必要であると指摘しています。危機的状況がこれまでよりも長期化し、人々や経済に深刻な影響が及んでいることを踏まえ、世界銀行グループが初めて策定した本戦略の下で、低所得国と中所得国の両方に対して、特有の課題に対応するために資金と専門知識を駆使した集中的支援を体系的に推進しています。

本セミナーでは、世界銀行のFCV戦略の概略と現在までの進捗状況、そしてJICAの取り組みについてご紹介し、本分野における世界銀行とJICAを含む日本の連携の現況と展望についても取り上げます。

基調講演：　
世界銀行グループFCV戦略の概要と進捗状況
スーキーナ・カーン　世界銀行　脆弱性・紛争・暴力（FCV）担当ディレクター

パネルセッション：
＜JICAのFCV戦略について＞
室谷龍太郎　JICAガバナンス・平和構築部 平和構築室長

＜難民支援・脆弱国におけるJICAの連携＞
松永秀樹　JICA中東・欧州部　部長

＜研究の観点から＞
武藤亜子　JICA緒方貞子平和開発研究所　上席研究員
ルイ・サライヴァ　JICA緒方貞子平和開発研究所　研究員

スーキーナ・カーン 世界銀行 脆弱性・紛争・暴力（FCV）担当ディレクター

発表資料

JICA緒方研究所 研究プロジェクト「持続的な平和に向けた国際協力の再検討：適応的平和構築とは何か」紹介ページ

JICA緒方研究所 研究プロジェクト「持続的な平和に向けた国際協力の再検討：適応的平和構築とは何か」成果書籍

世界銀行東京事務所（担当：大森）
メール：komori@worldbankgroup.org

JICA緒方研究所（担当：山本）
メール：ditas-rsunit@jica.go.jp

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