2023年度移住史・多文化理解オンライン講座~社会のつながりの力~7回シリーズの動画を一部公開
2024.05.31
2023年1~3月に、JICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)は、研究プロジェクト「日本と中南米間の日系人の移動とネットワークに関する研究
」の活動の一環として、7回シリーズのオンライン講座をJICA横浜海外移住資料館
と共催しました。
日本に暮らす人々の中にさまざまな外国のルーツを持つ方々がいることは、あまり知られていません。本講座は、国境を越える人々がどのような思いで移動し、どのような生活を送ってきたのか、その歴史や社会背景の理解を通じて多文化共生を共に考えることを目的としています。2023年度は「つながり」をキーワードに、多様なルーツを持つ人々がさまざまな社会のつながりを築いてきた例を見ながら、そのつながりや連帯がもたらす可能性を考えました。
各回の講演テーマとスピーカーは以下の通りです。動画を公開している回もありますので、以下のリンクからご覧ください。
移民の送り出し社会と移住先間のネットワーク形成に石川県海外移住家族会が果たした機能のほか、戦後の「移住者・日系人・日系社会」を対象とした事業と実施機関の役割の変遷について考えました。
動画はこちら
長尾直洋(名桜大学国際学部准教授)
小原学(JICA中南米部長)
アルゼンチン人の来日の動機、主な居住地域、日本でのコミュニティー形成の模索について紹介し、他の南米出身の日系人や日本社会との関係性、近年の新たな「日系出稼ぎ者」来日の動向について考えました。
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松本アルベルト(JICA日系社会研修および海外協力隊派遣前研修講師/合資会社イデア・ネットワーク代表取締役)
日本への国際移動を体験したブラジル人「帰国者」がどんな資源や戦略を利用し、ブラジル労働市場に参加しているか、また、トランスナショナルな循環的移動が、彼・彼女たちの生活・就労に与える影響について考えました。
ウラノ エジソン ヨシアキ(筑波大学人文社会系准教授)
京都にある小さな在日朝鮮人集落であるウトロ地区の歴史と、そのウトロのまちを守る力となった人と人のつながりが共有されたほか、2022年春にこの地に建設された「ウトロ平和祈念館」についても紹介されました。
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田川明子(ウトロ平和祈念館館長)
孫片田晶(立命館大学産業社会学部准教授)
世界各地の華人の存在形態は国民性や多様な地域性を反映して一様ではないことから、日本の華僑華人は世界比較から見るとどのような特徴があるのかなど、戦後から現在に至る日本社会の変化を交えて考えました。
陳來幸(兵庫県立大学名誉教授、ノートルダム清心女子大学教授、神戸華僑歴
史資料による「ハーフ」の戦後史の概観と、インタビューデータによる生活史の分析を通じて、彼らをめぐる日本社会の人種主義(レイシズム)と単一人種主義(モノ・レイシズム)が交差する社会構造について考察しました。
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下地ローレンス吉孝(立命館大学衣笠総合研究機構研究員)
自らが開発途上国でありながら、隣国から150万人以上の難民を受け入れるアフリカのウガンダの事例を見ながら、国際社会として、これらの人々と受け入れ社会をどのように支えていけるのかを考えました。
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花谷厚(JICA緒方研究所主任研究員)
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
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