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No.24 新興国による開発協力:高まる重要性、未だ見えない包摂的アーキテクチャー

  • #開発協力文献レビュー
  • 先行研究は、経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)を中心とした伝統開発パートナーによる従来の国際開発アーキテクチャーが転換点に直面する中で、新興開発パートナーによる南南協力(SSC)の重要性が高まっていることを示す。
  • SSCは、平等、相互利益、内政不干渉、非拘束性、オーナーシップといった特徴を掲げ、DACの政府開発援助(ODA)枠組み・規範では捉えきれない側面を含むが、その実践は多様である。
  • 今後の国際開発アーキテクチャーは、(過去に試みられたが成功しなかった)「単一規範への統合・収斂」ではなく、「多様なアーキテクチャーの併存と相互接続」を前提として、多層的に運用される必要があるのではないか。特に、新興開発パートナーの経験を踏まえた、非拘束で自発的かつ多様性を尊重する枠組みの構築が求められよう。
  • その際に日本としては、三角協力(及びそのための二国間協力)等を通じて新興開発パートナーとの実務的協働と相互学習の蓄積を行い、そのうえで、SSCの特徴につながり、且つ日本としても重視する「知識共創」に基づき、新たな包摂的アーキテクチャー形成に取り組むことが必要となろう。

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著者
阿久津 謙太郎
発行年月
2026年6月
言語
日本語
ページ
12ページ
開発課題
  • #日本の開発協力
  • #新興国
研究領域
開発協力戦略
研究プロジェクト