実施中プロジェクト
低・中所得国を中心に、約3億8,000万人の初等教育学齢期の子どもたちが、初等教育で身に付けるべき基礎的な読解や算数を習得できていません。この深刻な状況は「学習の危機」と呼ばれています。特にサブサハラアフリカ地域では、初等教育学齢期の子どもの8割以上が、基礎的な読解や算数を身に付けられていないと推計されています。同地域における学習の危機の背景として初等教育段階での中退率の高さがあり、最終学年まで進む子どもは入学者の約6割にとどまります。また、留年が重なることで中退につながることから、学習の危機克服のためには留年防止の取り組みも必要とされています。
サブサハラアフリカ地域では1990年代以降、学校運営への住民参加を目的として学校運営委員会が導入されています。JICAは、マダガスカルにおいて、学校運営委員会の民主的設立と研修などを通じ、学習改善や留年・中退防止を図る介入策の開発を支援しています。本研究は、学校運営委員会や教員への研修・教材配布に関し、子どもの学習成果の向上や中退の防止への効果に加え、住民の学校運営委員会への信頼や学校交付金の適正管理に対する効果を検証します。
【マダガスカルの教育分野にかかる他の研究プロジェクトで、これまでに公刊された研究論文】
- Community-Wide Support for Primary Students to Improve Foundational Literacy and Numeracy: Empirical Evidence from Madagascar
- Does “Kamishibai” (Picture-story show) improve children's behaviors and learning in pre-primary education?: Evidence from Madagascar
- Developing Collective Impact to Improve Foundational Learning: Evidence from Madagascar
- 研究領域
- 人間開発
- 研究期間
- 2025年07月31日 から 2028年03月31日
- 主査
- 丸山 隆央
- 関連地域
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- 開発課題
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