【所長のつぶやき】Ver.5 ~世界と日本を結ぶ港 ~

JICA東京は世界中の研修員や様々な海外の活動に携わる方々が行き来する施設です。JICA東京が世界の人と日本の皆さまを結ぶ港であればと願っています。

2022年9月14日

開かれた国際協力活動の場として 

春のJICA東京は桜がきれいです

440室を超える宿泊棟。
窓からは中庭を一望出来ます。

JICA東京のサイトにご訪問いただき有難うございます。
所長の田中泉です。JICA東京を応援いただいている皆さま、また事業を一緒に作ってくださっている皆さま、いつもありがとうございます。

JICA東京は渋谷区西原の閑静な住宅街の中にあります。
当センターには、本館と別館また宿泊棟があり、宿泊施設は440室を超えます。また研修等を実施する多くのセミナールーム、地域の皆さまにもご利用いただける講堂、食堂等を擁しています。研修で使用されていない時には、セミナールームや講堂は海外協力隊の報告会や緊急援助隊の訓練などにも使われています。地域の方々やNGO団体さま等、様々な方にご利用いただくことが出来ます。

国際色豊かなJICA東京食堂は まるで世界の船が行ききする港のよう

お子様連れでもゆっくりお過ごしいただけます

世界中の研修員たちがくれた地域別のお土産の展示コーナー

また中庭に面したJICA東京の食堂はどなたでも利用できます。
様々な国からやってくる研修員も利用する食堂で、HALAL MEATを使用したメニューなど多様な食文化に配慮し、長期の宿泊者が飽きないよう多彩な味を提供しています。
また世界のイベントに合わせたメニューやSDGsメニューなどを志向をこらし、JICAらしいメニュー展開もお楽しみいただけます。
世界中の研修員や様々な海外の活動に携わる方々が行き来する食堂、JICA東京はまるで世界の船が行ききする港のようです。
そしてここが世界の人と日本の皆さまを結ぶ港であればと願っています。

渋谷でありながら緑のオアシス♪ 

春にはオタマジャクシが、夏は蛙の大合唱も聞こえてきます♪

湧き水の池で悠々と泳ぐ鯉

季節毎に表情が変わる中庭

渋谷区の住宅街の中ですが、緑生い茂る中庭があります。
この中庭には小さな湧水池があります。
1991年の東京都の調査では1日40立方メートルほどの湧水が確認されており、池の水は大変澄んだものです。
この池の湧水は渋谷の街の中心部を流れる渋谷川の支流の宇田川の水源のひとつです。
池には大きな鯉が悠々と泳いでいます。

中庭にはおおきなケヤキや樫の木といった高木が鎮座し、敷地内にはたくさんの野鳥が羽を休めにやって来ます。
いろんな鳥たちが運んでくる木の実で、中庭の緑がさらに豊かになります。
JICA東京は施設を利用する人だけでなく、多くの命はぐくむ自然の豊かな緑のオアシスです。

ぜひJICA東京食堂で世界を感じ、その後は中庭の貴重な緑を楽しみ、そして貴重な湧水池、そしてその中で泳ぐ鯉を探しにいらしてください。
私も仕事でちょっと疲れた時、考えがまとまらない時、中庭をぶらぶらしてリフレッシュしています!
セミや秋の虫の声、様々な鳥の姿も感じることができます。
都内の貴重な自然をぜひ楽しんでください!

未来に希望の光をともしていきましょう!!

【画像】コロナ禍で難しい時ですが、JICA東京は未来への「挑戦」を全力で行っていきます。
ぜひ世界を感じにJICA東京にお越しください。未来に希望の光をともしていきましょう!!