実際の研修の様子

JICAの各国内機関での本邦研修

実際に研修員を受け入れているJICAの各国内機関のウェブページから、具体的な研修の様子を見ることができます。それぞれ国内機関ごとの特徴を活かした研修を行っています。

JICA北海道(札幌)

JICA北海道(札幌)では、多様性を認め合う開かれた地域社会と、豊かな自然環境という特性を活かし、地域開発や地方行政、保健医療や社会保障、農畜業、食品、教育、社会基盤整備・防災、民間セクター開発という分野での研修を、道民の方々の協力のもと行っています。

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JICA北海道(帯広)

ICA北海道(帯広)は、農林水産業を基幹産業におく道東らしく、大規模畑作や畜産分野のコースが多いことが特徴です。帯広市などの地方自治体や教育機関、民間企業などの協力を得てコースを設置、実施しています。研修員が地元市民と交流したり、日本の伝統文化に親しむための交流機会も設けています。

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JICA東北

JICA東北は、東北地方の持つノウハウを活かし、関連の政府機関・自治体・企業・大学等と協力し農業、地域保健医療、工業、教育など多岐にわたる分野のコースを実施しています。研修員が地域の方々とイベント等で交流する機会も設けています。

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JICA筑波

JICA筑波は、施設内にある農業施設と半世紀にわたる研修を通じ培ってきた経験とリソースを活かした農業・農村開発分野や、筑波研究学園都市の研究・教育機関との協力による水資源・防災、環境、教育分野を中心に様々な研修を実施しています。

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JICA東京

JICA東京の研修員受入人数は国内機関最大であり、研修員のおよそ35%、年間約4,000人ほどの研修員を受け入れています。特徴は、首都圏にある政府関係、民間の組織と連携し、政策・事業立案や法制度に関するコースが多い点です。首都圏にある研修先の多様性から、幅広い開発課題をカバーできるのも強みです。

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JICA横浜

JICA横浜は、年間800名近くの研修員を受け入れています。神奈川県内の公的機関や民間の団体等を主な研修場所にし、水産、港湾、航空、国土開発、上水道、環境、保健医療などの多岐にわたる分野を実施しています。

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JICA北陸

JICA北陸は、北陸3県(石川県、福井県、富山県)の大学、民間企業などの関連機関と連携しながら研修を実施しています。年間約150名、メキシコやミャンマーをはじめとする、アジア、中東、中南米、アフリカなど様々な地域の研修員を受け入れています。

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JICA中部

JICA中部は、東海4県(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)の関係機関と連携しながら研修を実施しています。国内でも特に「ものづくり」が盛んな地域という特性を活かし、中小企業振興をはじめとする民間セクター開発分野の研修を長年実施してきました。その他、保健医療、環境、都市・地域開発など様々な分野においても経験、技術も活用し研修を実施しています。

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JICA関西

JICA関西は、関西6府県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)が培ってきた文化や環境、技術などの特性を活かし、関係省庁、地方自治体、大学、民間企業、NGOなどと連携しながら研修を実施しています。

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JICA中国

JICA中国は、中国5県(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)を所管し、人類初の原爆投下から復興した経験に基づく平和構築、国内有数の教員養成の実績に根差した基礎教育、日本の産業構造の縮図といわれる中国地方の知見を活かした民間セクター開発など、地域の強みを活かした研修を実施しています。

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JICA四国

JICA四国は、四国4県(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)を所管し、防災・減災、水資源管理、地域振興、再生可能エネルギーの活用、国内トップレベルの教員養成の実績、開発途上国への協力経験を誇る大学との連携による教育分野の協力など、四国特有の強みを活かした研修を実施しています。

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JICA九州

JICA九州は、歴史や技術、経験、環境など九州が持つ特有のバックグラウンドを活用し、環境管理、保健医療、地域開発、産業開発分野などにおいて強みを最大限活かした研修を実施しています。

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JICA沖縄

JICA沖縄は、島嶼性、亜熱帯性、独自の歴史・文化、社会包括という特性を活かし、環境、水資源、観光、農業、エネルギー、保健医療、教育などの様々な研修を実施しています。また、研修員と地域の方々が交流できるイベントや、研修員が日本文化を体験できるイベントを実施し、日本と世界の橋渡しもしています。

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