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- 村上 奈々美さん「南米・パラグアイで地域住民の健康を守るため奮励」
日本国内での取り組み
- 職種
- 看護師
- 派遣国
- パラグアイ共和国
- 派遣時期
- 2017年9月~2019年9月(2017年度2次隊派遣)
- 出身
- 徳島県
市場で自分のあだ名と同じ名前のお店をみつけて喜んでいるところです。
活動報告
日本の反対側、南米にあるパラグアイという国をご存知でしょうか?日本とほぼ同じ面積の国土に約685万人の人々が暮らす、農業が盛んな国です。実は日本とのつながりも深く、1930年代から日本人が移住しており、今も多くの日系人が生活しています。
私はそんなパラグアイにある農村地区で看護師として活動しています。農村に住む人々の生活は決して裕福とは言えず、衛生環境も十分ではありません。また、食生活等からくる高血圧や糖尿病といった疾患も問題となっています。そのため、高血圧や糖尿病を持つ人々への生活指導や、学校などで子供達に手洗い・うがいや歯磨きを指導するといった住民への健康教育を主に行っています。
住民はとても優しく、道で会うと皆、「Hola!」と笑顔で挨拶してくれます。またパラグアイ人はダンスが大好き。お祝い事では必ずと言っていいほど、音楽に合わせて皆踊りだします。そんな人々を見ているとなんだか踊りたくなってくるのは、阿波おどり大好きな徳島の血が騒ぐからでしょうか。
2年という短い期間ではありますが、地域住民の健康のためにこれからも活動を続けていきたいと思います。
(「徳島人」2019年2月号に掲載)
同期隊員の派遣先である小学校にて。歯磨きの授業後に子供達と。
誕生日はいつも同僚全員でお祝いします。
ホームステイ先の家族とクリスマスのお祝い。
巡回診療中。どこまでも赤土が続く、パラグアイらしい風景。
巡回診療の様子。各家庭や地域に赴き診療を行います。
手洗いの授業風景。みんな真剣に聞いてくれています。
高血圧・糖尿病患者クラブにて、運動不足解消のためラジオ体操を実施している様子。
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