JICA緒方研究所

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青年海外協力隊の50年

「青年海外協力隊の50年」

本稿は、来年に事業開始50周年を迎える青年海外協力隊事業の創設と発展について、政治学の視点から分析しています。それによれば、1965年の創設には、冷戦下の対米関係や農村・都市部の青年問題が背景にあり、さらに青年団体の指導者や自民党の若手代議士からの強い働きかけと、それに対する外務省の反応が作用していました。また、協力隊事業が多様な目的を持ちながら発展してきた要因として、外務省と自民党・青年団体との間の妥協があったこと、この妥協の結果、協力隊が、JICAの技術協力や外交戦略の枠内での組織的支援、及び地方自治体や隊員OB会からの支援を受けることが出来たことが論じられています。本論文は、日本国際問題研究所が発刊するジャーナル「国際問題」2014年12月号に掲載されたものです。

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