実施中プロジェクト

インフラ事業の社会経済的なインパクトに関する実証研究

本研究では、JICAが支援するインフラ事業を対象に、そのインパクトに関するエビデンスの整備を進め、発信することを目的としています。

背景としては、インパクト評価研究の文脈において、インフラ事業全般のエビデンスが相対的に少なく、さらなる学術的貢献の余地が大きい分野です。JICAが支援する大型のインフラ事業が相次いで完成、運営開始される時期を捉え、事業効果の厳密な検証を行うことを通じ、質の高いインフラ投資のための実務的な知見の向上も目指しています。また、COVID-19の影響で一次データの取得には当面、慎重な対応が必要なことを踏まえ、標準的な家計調査データのみならず不動産データ、衛星データといった新たなデータソースを用いた分析手法の整備への貢献も狙いとしています。

研究領域
経済成長と貧困削減
研究期間
2022年01月28日 から 2025年03月31日
主査
原田 徹也
JICA緒方研究所所属の研究者
鈴木 智良、 清水谷 諭、 山田 英嗣
関連地域
  • #アジア
  • #アフリカ
開発課題
  • #都市開発・地域開発