JICA緒方研究所

研究活動紹介

アフリカ小農民の商業化による貧困緩和の実証研究-行動経済学的アプローチ(SHEP(小規模園芸農民組織強化プロジェクト)研究)

本研究は、ケニアおよびアフリカにおいて広域展開をする小農民の商業化に向けた協力"SHEP PLUS"(Small Horticulture Empowerment and Promotion Project for Local and Up-scaling)プロジェクト(第3フェーズ:2015年3月~)のインパクトを分析するものです。同プロジェクトは、2006年より断続的に3フェーズにわたり実施されているものですが、第1フェーズ時のプロジェクトの調査によれば、協力の結果、対象農家の平均所得が3年の間に倍増を記録したとされています。しかし、調査手法がコントロール・グループとの比較による分析でないなど、厳密な意味でのインパクト分析上の課題があったため、今般、Randomized Control Trial (RCT)を活用した綿密なインパクト調査分析を行い、得られた成果については今後の事業運営や協力デザインに活用することを目指します。

研究成果は実証研究に裏付けられた政策的含意を農村開発部における事業に反映する予定です。また、ワーキングペーパー、国際開発学会での発表、関連事業でのセミナー等多岐に渡る媒体を通して成果を発信していきます。同時に、ケニア政府に研究成果を共有し政策への反映を図ることも目的としています。

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