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『State-Managed International Voluntary Service: The Case of Japan Overseas Cooperation Volunteers』

  • #書籍および報告書

1965年の創設以来、青年海外協力隊(現在のJICA海外協力隊)は、受け入れ国の人々とともに生活し、協力し合い、人々の声に謙虚に耳を傾け、その声を尊重し、彼らの視点や価値観を共有することを信条として活動してきました。60年にわたるその歴史を振り返ってみると、協力隊の真の力は、受け入れ国の利益(現地の人々やコミュニティーの開発)および送り出し国である日本の利益(ボランティア自身の成長やキャリアアップ、日本社会への貢献)の両方に貢献できる点にあると言えます。

本書は、「国が運営する国際ボランティア事業」(State-managed International Voluntary Services : SMIVS)という概念を提示し、青年海外協力隊の受け入れ国と日本の双方に対する貢献を分析するとともに、政府が運営する国際ボランティア事業の長所と短所について論じています。また、より広い視点から、SMIVSの持つ意義と可能性を検討しています。

編者
岡部 恭宜
発行年月
2024年10月
出版社
Springer Singapore
言語
英語
ページ
277
関連地域
  • #アジア
  • #大洋州
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  • #アフリカ
開発課題
  • #教育
  • #政治・ガバナンス
  • #水資源
  • #農業開発・農村開発
  • #貧困層支援・格差是正
  • #防災
  • #市民参加
  • #日本の開発協力
  • #保健医療
研究領域
開発協力戦略
ISBN
978-981-97-3614-0, eBook ISBN:978-981-97-3615-7
DOI
https://doi.org/10.1007/978-981-97-3615-7
研究プロジェクト