【所長のつぶやき】Ver.7~ 未来を切り拓く長期研修員の受入~

JICA東京のサイトにご訪問いただき有難うございます。所長の田中泉です。 JICA東京を応援いただいている皆さま、また事業を一緒に作ってくださっている皆さま、いつもありがとうございます。

2022年10月25日

研修員受入事業(長期)

さて、JICAでは、開発途上国からの長期研修員(留学生)の受け入れ事業を行っています。
長期研修員の皆さんは、日本の大学院で専門分野の研究に取り組み、必要な知識・技術を体系的により深く学び修士号や博士号取得を目指しています。
この9-10月にかけて、189人(JICAの長期研修員受け入れ全体の約3割)が来日し、東京都や新潟県などJICA東京が所管する地域で学びます。日本の大学院の多くが春と秋に始まるため、今まさに長期研修員の来日がピークです。世界の様々な国から、様々な夢を持ち日本にやってきています。日本での生活を始めるにあたり様々な事務手続きがあり、色々な大学に行く前に、JICA東京に多くの長期研修員の皆さんが数日滞在します。今、JICA東京は、日本での生活をまさにはじめられたばかりの夢と希望で一杯の若者でにぎわっていて、力がもらえます!

【画像】                       
JICA東京でのオリエンテーションを終え、新潟県へ移動する直前に記念撮影。
これからどんな生活が待っているのでしょう。期待に胸を膨らませています。
ABEイニシアティブプログラム
ナミビアからの研修員とJICA東京担当者


【画像】                    
同じくJICA東京でのオリエンテーションを終え、新潟大学へ移動した研修員からも無事新生活が始まったと報告が入っています!
SDGsグローバルリーダープログラム
マリからの研修員
     

国際大学 新入生歓迎の日

9月30日には新潟県の国際大学で新入生歓迎の日があり参加してきました。2022年度の入学者は世界56か国204名。その中にJICAの長期研修員(東京センター所管)が55名います。

世界の様々な国からやってきて、世界中の学生・日本の学生と共に学び、暮らし、友情をはぐくみ未来を切り拓いていくのでしょう。

【画像】      
SDGsプログラム
パプアニューギニア研修員

【画像】                         
ABEイニシアティブプログラム
SDGsプログラムの研修員(タンザニア、ウガンダ)

【画像】                                 
SDGsプログラムのインドネシアからの研修員
TAJIさんは、ツーショットをリクエスト!
来日できた喜びと「今後、国際大学でしっかり学びます!」と意気込みを語っていました。

                      

地域理解プログラム 

昨年(2021年)長岡地域理解プログラム

JICAの長期研修員の皆さんには、日本の近代化の経験や戦後のドナーとしての知見を体系的に英語で学ぶプログロムも提供しています。(※関連リンク:開発大学院連携)

また、日本の様々な地域を学ぶ機会も提供しています。
(※関連リンク:地域理解プログラム)
昨年度も各地で多様なテーマで学びを深めました。たとえば新潟県長岡市では長岡の歴史と酒造りを題材として、地域にある自然資源・気候風土を生かしたモノづくりや海外マーケティングなどを学びました。
昨年は、ハイブリッド形式(オンラインと会場で講義を受ける形式)でしたが、今年度は対面方式で実際に酒造会社さんを訪問する形での開催を予定しています。

未来に希望の光を!! 

コロナ禍で難しい時ですが、JICA東京は未来への「挑戦」を全力で行っていきます。
未来に希望の光をともしていきましょう!