【ODA70年・2】ODA×ビジネスで社会課題を解決する!「民間版の世界銀行」を目指す五常・アンド・カンパニーの挑戦
開発途上国のさまざまな社会課題の解決には、民間の資金や技術、アイデアが必要です。そのため、これからのODA(政府開発援助)にとって民間企業との連携はますます重要になっています。ODAの実施機関であるJICAは、民間企業が自らの技術やノウハウを活用して途上国の社会的課題の解決や経済発展に貢献しながら、同時にビジネスを拡大させていく取り組みをサポートしています。
その代表例の一つが、現在、アジア5カ国でマイクロファイナンス(貧困層や低所得者層に向けた小口融資)事業を展開する五常・アンド・カンパニーへの協力です。同社は2014年創業のスタートアップで、誰もが金融サービスにアクセスできる世界の実現に向けて順調に事業成長を続け、開発インパクトを生み出し、広く注目を集めています。Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2024」で第1位に選ばれた同社代表執行役・創業者の慎泰俊氏とJICA民間連携事業部部長の小豆澤英豪氏が、途上国の社会課題の解決に向けたビジネスの可能性、今後のODAの在り方について語ります。
JICAの民間企業支援に向けた詳細はこちら
民間連携事業 | 事業について - JICA
【ODA70年・1】どう変わる? 日本のODAとJICAの役割:国際政治学者・中西寛氏に聞く
日本が途上国に向けてODA(政府開発援助)を開始してから2024年で70年を迎えます。
日本自身の経験や知見を踏まえ、途上国の発展の土台づくりを後押しし、平和で安定した国際社会の構築を進めてきました。時代の流れに伴い、日本のODAの指針となる「開発協力大綱」*1が昨年、改定されました。開発協力の意義やJICAの役割はどのように変わっていくのでしょうか。開発協力大綱の改定に関する有識者懇談会で座長を務めた国際政治学者の中西寛氏(京都大学大学院法学研究科教授)に、JICA企画部総合企画課の眞田明子課長が聞きました。
なぜアフリカでDXが進むのか?生成AIのメリットとデメリットとは【世界をもっとよく知りたい!・2】
現在、世界では気候変動や食料危機など、さまざまな問題が起きています。そのような問題の現状や解決策について、「世界をもっとよく知りたい!」と意欲を持つタレントで大学生の世良マリカさんと一緒に、各界の専門家をゲストに招いて考えます。第2回のテーマは「途上国の DXと生成AI」。インタラクションデザイナーで生成AIにも詳しいTHE GUILD代表取締役の深津貴之さん、DXで国際協力を推進するJICAのSTI・ DX室の前副室長で、現在はチュニジア事務所長の宮田真弓さんにお話を伺いました。
広がる「母子手帳」の輪 日本で生まれ、インドネシアから世界へ
日本発の「母子手帳」の導入をJICAが最初に支援した国の一つがインドネシアです。今では全州導入を果たし、多くの国がインドネシアの経験に学ぼうとしています
“災害大国”日本とフィリピンが挑むマニラ首都圏の治水事業
日本と同様に“災害大国”と言われるフィリピン。JICAはフィリピン政府と手を携え、約50年にわたり同国の洪水対策に取り組んできました。
食料価格高騰の3要因とは? 日本とアフリカにみる「栄養危機」【世界をもっとよく知りたい!・1】
現在、世界では気候変動や食料危機など、さまざまな問題が起きています。そのような問題の現状や解決策について、「世界をもっとよく知りたい!」と意欲を持つタレントで大学生の世良マリカさんと一緒に、各界の専門家をゲストに招いて考えます。第1回のテーマは「食料価格はなぜ上がっている?」。食の価格高騰問題に詳しい元東北大学教授の盛田清秀さん、日本の子どもの食に詳しい「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」理事の三島理恵さん、JICA経済開発部の松井洋治農業・農村開発第二グループ課長にお話を聞きました。
JICA×JAXA! 共創が広げる、宇宙技術×開発協力の可能性
JICAとJAXAが連携協定を締結してから2024年4月で10年を迎えます。開発協力×宇宙技術の可能性を引き出したこの連携は、これまで何を生み出したのか、そして今後どのように展開していくのか——。JAXAバンコク駐在員事務所の中村全宏所長と、JICAガバナンス・平和構築部STI・DX室の高樋俊介室長が熱く語ります。
秋篠宮皇嗣同妃両殿下がJICA帰国専門家にご接見
各国でJICAのプロジェクトに従事された帰国専門家が、1月25日赤坂御所の秋篠宮邸で、秋篠宮皇嗣同妃両殿下にご接見を賜り、それぞれの活動やエピソードをご報告しました。
読売巨人軍女子チームがニカラグアを訪問 -JICA海外協力隊が支援する現地女子野球チームと試合・交流!
スポーツ振興を通じた国際貢献のため、JICAと協力関係にあるプロ野球・読売巨人軍。その女子チームが、2024年1月6日から11日の日程で選手12名他のメンバーで中米・ニカラグアを訪問し、ニカラグアの女子野球チームとの交流試合や子どもたちへの講習会などを行いました。
相手の声に耳をかたむけ、一緒に課題を解決していく。大学を舞台に日本と世界をつなぐ【国際課題に挑むひと・7】
《JICAの国際協力活動には、JICA内外のさまざまな分野の専門家が、熱い想いを持って取り組んでいます。そんな人々のストーリーに着目し、これまでの歩みや未来に向けた想いについて掘り下げる「国際課題に挑むひと」。第7回は、国連が定めた1月24日の「教育の国際デー」にあわせ、高等教育分野で活躍する小澤みどりさんのお話をお届けします》
日本のスタートアップと共に中南米・カリブ地域の社会課題解決を!
中南米・カリブ地域の社会課題解決に向け、日本発スタートアップによる挑戦が始まっています。後押しするのは、JICAとIDB Labによる支援プログラム「TSUBASA」。この地域の可能性とTSUBASAの魅力を探ります。
【TICAD30年】アフリカを共に支える国連開発計画(UNDP)のエザコンワ・アフリカ局長に聞く
TICADを通じ、日本はさまざまな機関と共にアフリカの開発に協力してきました。中でも国連開発計画(UNDP)は、長年にわたり、日本と共にアフリカ開発に協力し、またTICADの共催機関としてプロセスを支えてきました。今回、UNDPアフリカ局長のアフナ・エザコンワ氏に、アフリカが抱える現在の課題やTICADプロセスを通じたこれまでの取り組み、そして今後のアフリカの未来像について聞きました。
scroll