
技術と知見で国の未来をつくる 防災のスペシャリストが語る、国際協力というフロンティア開発の醍醐味【国際課題に挑むひと・4】
JICAの国際協力活動には、JICA内外のさまざまな分野の専門家が、熱い想いを持って取り組んでいます。そんな人々のストーリーに着目し、これまでの歩みや未来に向けた想いについて掘り下げる「国際課題に挑むひと」。第4回は、防災のスペシャリストである小池徹さんです

林外務大臣と駐日大使団が駒ヶ根訓練所を訪問、派遣前のJICA海外協力隊候補者と懇談

【TICAD30年】重要性が高まるアフリカとの連携強化に向けて 田中理事長インタビュー
日本政府の主導で1993年に始まったTICAD(アフリカ開発会議)が、今年で30年を迎えます。これまで8回を数えるTICADでの議論を通じ、日本は常にアフリカ諸国に寄り添った開発協力を続けてきました。気候変動、パンデミック、ロシアによるウクライナ侵略など、複合的危機の時代と言われる今、アフリカへの取り組みはどうあるべきか。国際社会におけるアフリカの重要性やTICADの意義、そして対アフリカ関係におけるJICAの役割を、田中理事長に聞きました。

【パキスタン洪水から1年】協力関係が生んだ迅速な支援と、未来を見据えた洪水リスク削減への動き
見渡す限り茶色の水に覆われた大地、崩れた家屋を前に途方に暮れる人々——。昨年6月から8月にかけて、パキスタンで断続的に降り続いたモンスーンによる豪雨が大洪水をもたらし、3,300万人もの人々が被災しました。特に社会的に弱い立場にある人たちはより厳しい状況に置かれ、JICAがこれまで協力を続けてきた女性家内労働者(*1)たちも、家を失うなどの大きな被害を受けました。そのような脆弱な立場にある人々に対し、JICAは築き上げてきた協力関係によって洪水直後から迅速な支援を実施。洪水から1年を経た現在は、次の災害を防ぎ、パキスタンの経済発展を下支えするため、以前から進めていた洪水リスク軽減への取り組みを加速させています。

市民参加による細やかな途上国支援、そして国内の課題解決へ
2022年12月に創設20周年を迎えたJICAの「草の根技術協力事業」。日本のNGOや民間団体、地方公共団体、大学などが企画した途上国への協力活動をJICAが業務委託し、共同で実施する事業です。これまでに世界77か国で、531団体が参加し1368件のプロジェクトを実施。近年では途上国での活動の知見を、日本国内の課題解決に生かす団体も増えてきています。

天皇皇后両陛下が帰国したJICA海外協力隊(海外協力隊、日系社会海外協力隊)と御懇談

「ウクライナの復興を担うのはITセクターだ」 強い使命感で成長を続けるスタートアップを後押し
ウクライナは、多くの優秀なIT人材を抱えるIT立国です。ロシアによる侵略後も、多くのITスタートアップが切磋琢磨し、成長を続けています。JICAは2022年からウクライナのスタートアップのビジネス支援を進めていましたが、ロシアによる侵略開始で中断。この4月に1年余りを経て再開し、5月には総仕上げとなるイベントの開催に至りました。そこには、困難な状況下でも国の将来を見据えて力強くビジネスを継続させているウクライナの起業家たちの姿がありました。

祝!開通40周年「マタディ橋」:継承される日本の技術と橋への愛

「世界難民の日」パレスチナの現場から深刻化する世界の難民問題を考える

なぜスーダンで武力衝突が起きたのか。JICA現地事務所の坂根所長が語る、スーダン情勢とJICAの取り組み

帰国後も社会にインパクトを。多分野で光るJICA海外協力隊経験の社会還元

【G7特集・3】途上国のサイバーリスクが世界全体の脅威に
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