CARICOM地域協力

CARICOM(カリブ共同体)には、カリブ地域の14か国と1地域が加盟し、域内の経済統合を目指すとともに、加盟国間の外交政策の調整、共通のサービス事業実施、社会的・文化的・技術的発展のための協力等を行っています。JICAは防災、水産や保健を始めとした多岐にわたる分野における地域協力を推進しています。

また、CARICOM加盟国の大多数は小島嶼開発途上国(SIDS:Small Island Developing States)です。SIDSとは、小さな島で国土が構成される開発途上国であり、地球温暖化による海面上昇の被害を受けやすく,島国固有の問題(少人口,遠隔性,自然災害等)による脆弱性のために,持続可能な開発が困難だとされる地域です。島国であるがゆえの、ハリケーン・台風等の自然災害の影響を受けやすいという日本と共通の課題に直面していることもあり、環境・防災分野においても重要なパートナーです。

2024年は、日・カリコム事務レベル協議開始後30年が経過した年であり、「日・カリブ交流年」として今後多くのイベントや企画が予定されます。前回2014年の「日・カリブ交流年」については、以下のリンクをご参照ください。

加盟国情報

日・カリブ交流年を記念した以下の関連特集記事もご参照ください。

実施中プロジェクト

JICA専門家のブログ/ニュースレター

CARICOM-JICA News Letter (各四半期発行/英語)

カリブ災害緊急管理機関(CDEMA)専門家のブログ

CARICOM地域協力関連資料