井田 暁子 IDA, Akiko
- 研究分野・主な研究領域
- 国際開発学、グローバルヘルス、医療人類学、子ども学、アフリカ
- 関連研究プロジェクト
米国コロンビア大学 経営大学院 Executive Educationディプロマ(Leadership Essentials) 2021年
フランス国立社会科学高等研究院(EHESS) 博士(社会人類学・民族学) 2016年
米国ニューヨーク州立大学ビンガムトン校 修士(人類学) 1998年
英国ウェールズ大学スウォンジー校 経済社会学修士(社会開発計画マネジメント) 1998年
大阪大学 学士(人間科学) 1995年
2023年~ JICA緒方貞子平和開発研究所
2022年~ 国連難民高等弁務官事務所, レジリエンス・ソリューション局, 上級開発専門官
2017年~ JICAアフリカ部, アフリカ第三課
2015年~ JICA関西国際センター, 市民参加推進課
2012年~2013年 埼玉大学, 教養学部 非常勤講師(国際協力、国際保健)
2011年~ JICA評価部, 事業評価第二課
2007年~ JICAセネガル事務所 西アフリカ地域 水・衛生/保健セクター担当
2004年~ JICA人間開発部, 母子保健チーム 中東・アフリカ担当
2003年~ 世界保健機関, 事務総長室, 戦略局, MDGs・グローバルヘルス政策(兼)健康への権利推進班 技術専門官
2002年~ NGO “Health and Development Service (HANDS)” HIV/AIDS技術専門官
2001年~ 国連人口基金, ナミビア事務所 プログラム・オフィサー
1999年~ 国連人口基金, ウガンダ事務所 プログラム・オフィサー
1999年~ ジョイセフ(JOICFP), アジア高齢化会議事務局
1998年~ 国際開発高等教育機構 国際開発センター 研究助手・講師
非常勤講師
2007~2010年、2012年~2013年、2024年 埼玉大学, 教養学部 (国際協力、国際保健)
「ポストSDGsのアフリカとキャンサー・ギャップ」, 『AFRICA』 第64巻 第1号, p.48-53, 2024年4月.
「難民と受け入れ国住民、両方の健康を守る政策を考える」, In: 「『誰ひとり取り残さない』社会へ」, 『今日の人間の安全保障』, JICA緒方貞子平和開発研究所, p.125, 2024年3月.
井田暁子・梅屋潔編 『アフリカにおける健康と社会: 人間らしい医療を求めて』, 風響社.
「病院の門: 子どもが語るセネガルの公的医療、貧困、排除」, 井田暁子・梅屋潔編, 『アフリカにおける健康と社会: 人間らしい医療を求めて』, 風響社, p.93-127.
「人道危機にこそ問われる開発アプローチ:ウクライナ緊急事態にみる、フェーズに沿った援助の重要性」, 『国際開発ジャーナル』, P.38-41, 2022年11月.
"Les vécus des douleurs et la qualité de vie des enfants cancéreux au Sénégal : Une analyse anthropologique en milieu hospitalier"(セネガルにおける小児がん患児の痛みの経験と生活の質), In : J. Tantchou, F. Louveau and M.-É. Gruénais 編, Le Bien-être au Nord et au Sud : Explorations (Well-being in North and South : Explorations),
Éditions Académia et EME, Ottignies-Louvain-La-Neuve. P.85-118.
"Grandir à l’hôpital au Sénégal. Les vécus des douleurs chez les enfants cancéreux en milieu hospitalier" (セネガルの病院で過ごす子ども時代:病院における癌の子どもの痛みの経験), Revue des Sciences Sociales (Social Sciences Review), vol. 63, p.78-87, Jan. 2020, Strasbourg.
"Entre soins et douleurs, des enfants malades à l’hôpital de Dakar"(ケアと痛みの間:ダカールの病院における病気の子どもの経験), In: Y. Jaffré 編, Enfants et soins en pédiatrie en Afrique de l’Ouest (西アフリカにおける子どもと小児ケア), Karthala, Paris. p.107-130.
「沈黙を破る言葉: 西アフリカの小児科病棟における対話とケアの可能性」, 『N: ナラティヴとケア』, 第10号 2019年, 遠見書房.
"L'annonce de la maladie et la fin de vie des enfants atteints d'un cancer à Dakar: entre soins, silences et pouvoir médical"(ダカールの小児科病棟における癌の子どもの病および余命の告知:ケア、沈黙、医学的権威の間), Anthropologie & Santé (Anthropology and Health), Nov. 2018.
「沈黙と言葉:西アフリカの小児科病棟におけるすれ違いとオープンダイアローグへの考察」, 『N: ナラティヴとケア』, 第8号 2017年, 遠見書房.
“Les vécus de l’enfant hospitalisé à Dakar. Une analyse ethnographique des paroles et des interactions dans quelques services de pédiatrie à Dakar”(ダカールの病院における子どもの経験:複数の小児科病棟における言葉と相互作用に関する民族誌的分析), フランス国立社会科学高等研究院博士論文, May 26, 2016 (Highest Distinction).
Jaffré Y., ENSPEDIA編 医療従事者・患児・保護者向けハンドブック Des enfants d’Afrique de l’Ouest parlent de la maladie, des soins, de l’hôpital. Comment leur répondre ?
(西アフリカの子どもたちが語る病、ケア、病院:どう応える?), Éditions Résurgences, Marseille.(資源が限られる環境で小児医療の質を向上させるためのハンドブック。Best of UNICEF Research 2016を団体受賞。)
"L'enfant hospitalisé en Afrique de l'Ouest: douleurs, soins, silences et sentiments"(西アフリカの病院における患児の経験:痛み、ケア、沈黙、感情), Revue Corps (Body Review), vol. 1, 2013, CNRS Éditions, Paris.
国際協力機構(JICA) & 株式会社ワールド・ビジネス・アソシエイツ, 『平成24年度テーマ別評価「病院における5S-KAIZEN-TQMの成果発現プロセスに係る分析」最終報告書』, 国際協力機構.
「小児癌と死期の告知をめぐる行き違い」, 『N: ナラティヴとケア』, 第3号 2012年, 遠見書房.
“Making Reproductive Health Programming Equity-sensitive: Application of Human Security Approach”, Journal of Asian Women’s Studies, vol. 14, Dec, 2005.
難民研究フォーラム
日本国際保健医療学会
日本保健医療社会学会
フランス医療と健康に関する人類学会(AMADES)
西アフリカにおける子どもと小児医療ケア研究ネットワーク(ENSPEDIA)
日本文化人類学会
低中所得国における非感染症疾患の社会経済インパクトと課題分析に関する研究
2021年7月~ WoMena Uganda (テクノロジー活用により女性の健康向上をはかるNGO) 監事
Best of UNICEF Research 2016(団体受賞)
Jaffré Y., ENSPEDIA編 医療従事者・患児・保護者向けハンドブック Des enfants d’Afrique de l’Ouest parlent de la maladie, des soins, de l’hôpital. Comment leur répondre ?(西アフリカの子どもたちが語る病、ケア、病院:どう応える?), Éditions Résurgences, Marseille.
(西アフリカ8カ国の小児科病棟における子ども、家族、医療従事者への質的調査結果を踏まえ、資源が乏しいアフリカの病院を子どもフレンドリーにするための医師・看護師、子ども・保護者向けの実践的ハンドブック。)
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