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終了プロジェクト

スポーツと平和・開発に関する研究

本研究では、JICAが重点分野としてかかげる平和構築やジェンダーといった開発分野において、これまで十分に行われてこなかったスポーツを通じた開発援助の効果の実態を明らかにし、スポーツが果たす役割について分析します。また、その結果を踏まえて、今後の日本のスポーツを通じた国際協力の在り方について提言することを目的としています。

「スポーツと平和と開発」の視点を踏まえ、南スーダン、タンザニア、ヨルダンにおいて、研究対象となるスポーツ支援の多様な関係者(選手、観客、政府関係者)間、また、国内や国家を超えた民族間、そして、民族と国家との信頼関係等といった社会関係資本に着目して分析を行います。そして、スポーツという共有体験による社会的一体感の醸成やジェンダー格差の是正、民族間や当該地域での結束強化、他民族に対する不安材料の解消、新たな共同体意識の醸成などが明らかになることが期待されています。

研究領域
開発協力戦略
研究期間
2019年08月01日 から 2024年03月31日
主査
古川 光明、 宮原 千絵
JICA緒方研究所所属の研究者
田口 晋平澤田 康幸
関連地域
  • #アフリカ
  • #中東
開発課題
  • #平和構築
  • #ジェンダーと開発

研究成果(出版物)