教師海外研修

2023年度 教師海外研修 募集情報

※今年度の募集は終了しました。

多様性が尊重され、多文化が共生している社会・文化を感じる

JICA横浜では、国際理解教育や開発教育に熱心に取り組んでいる神奈川県および山梨県の小・中・高の教員のみなさんを対象に、「教師海外研修」を実施します。開発途上国における国際協力の現場を実際に体感することを通じて、途上国の現状や日本との関係について考え、その経験をそれぞれの教育現場で、児童・生徒の皆さんに伝え広げていただくことを目的としています。
「2023年度教師海外研修」の海外研修先は、南米に位置するブラジル連邦共和国に決定しました。
実施日程は、2023年7月30日(日曜日)より8月12日(土曜日)の予定です。
ご関心のある先生方からのご応募をお待ちしています。

2023年度JICA横浜 教師海外研修のねらい

(1)テーマ「多文化共生と移民」

今回の研修先であるブラジルは多文化社会と呼ばれ、様々なルーツを持った人々が暮らしています。日本からブラジルへの集団海外移住は1908年に始まり、これまで約25万人もの日本人が移住し、現在ブラジルに日系人が200万人ほどいると言われています。
今年の海外研修では、異文化との出会い、葛藤、困難、協力、希望を経験してきたブラジル社会や日系人と触れ合うことで、多様性が尊重される社会・多文化が共生する文化への理解を深めて、そのような社会・文化づくりへのご自身および次代を担う子どもたちの参加促進の手だてについても考えていただきます。

(2)ワークショップの作成

参加者でチームを作りブラジルでの経験をいかしたワークショップを作っていただきます。そのため事前事後研修では、ブラジルや日系移民、国際理解教育や開発教育で使われる参加型学習について、学んでいきます。参加者には、2月~3月に予定している報告会でワークショップを一部披露していただく予定です。

対象

神奈川県および山梨県内の小・中・高等学校等に勤務する教員など
(注)応募資格・参加条件・費用等については募集要項をご覧ください。

研修日程

  • 国内事前研修1)2023年6月24日(土曜日)
  • 開発教育教員セミナー(基礎編)2023年7月8日(土曜日)
  • 国内事前研修2)2023年7月15日(土曜日)、16日(日曜日)
    (注)7月15日(土)は、原則として参加者はJICA横浜周辺のホテルに宿泊(予定)
  • 海外研修 2023年7月30日(日曜日)~8月12日(土曜日)
    ブラジルで海外研修
  • 国内事後研修1)2023年8月26日(土曜日)
  • 国内事後研修2)2023年9月16日(土曜日)
  • 実践授業 2023年9月~2023年12月
    (各学校現場での授業実践)
  • 開発教育教員セミナー(応用編)2024年1月13日(土曜日)、14日(日曜日)
  •  最終報告会 2024年2月~3月
    (注)神奈川県、山梨県で各1回実施予定

応募方法

所定の応募用紙1、応募用紙2に必要事項をもれなくご記入の上、下記お問い合わせ先「JICA横浜開発教育教員向け研修運営事務局」宛に郵送もしくは電子メールで送付ください。

2023年5月26日(金曜日)必着

お問合せ先

株式会社メディア総合研究所
JICA横浜開発教育教員向け研修運営事務局
〒108-0073 東京都港区三田3-13-12三田MTビル8階
電話番号:0120-441-172
ファックス:03-6665-8852
メール:jica-yokohama@mediasoken.jp
(注)本業務の一部を株式会社メディア総合研究所に委託しています。

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教師海外研修OB/OG会 ”Asante!“

JICA横浜の教師海外研修に参加したOB/OGを中心に「Asante!」が発足しました。
「支援する側、される側の関係を超えて、開発途上国の方たちと対等な立場で交流したい」という思いのもと、様々な活動を行っています!