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アジアのインフラ需要推計にかかる研究

これまで、インフラの需要について、いくつかの推計が発表されてきました。アジア開発銀行(ADB)は電力、交通・運輸、通信、水・衛生分野の4つの経済セクターについて需要推計を行い、2017年2月に報告書を発刊しました。これによると、アジアの開発途上国・地域が現在の経済成長を維持するために必要な投資額は、2016年から2030年の間に総額26.2兆ドル、年間で1.7兆ドルと推計されています。

本研究では、ADBの需要推計が対象としていない、社会セクター、防災セクター、都市・高速鉄道の需要について、日本の事例研究に基づいてモデルを作成し、推計を行います。さらに、現状の投資額との資金ギャップを埋めるための政策提言を行うことも目指します。

研究領域
開発協力戦略
研究期間
2016年09月01日 から 2024年03月31日
主査
広田 幸紀
JICA緒方研究所所属の研究者
石塚 史暁
関連地域
  • #アジア

研究成果(出版物)