日本から世界へ つながる日本書籍の輪−ブックリボンに感謝の声−

2011年4月27日

このたび、財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)の「ブックリボン」プロジェクトより、ウクライナ、カザフスタン、カンボジア、モンゴル日本センターに対し、計300冊を超える書籍を寄贈いただきました。

JPICの「ブックリボン」は、「読み終わった本」「本棚にねむっている本」を、本を手に取る環境が十分ではない施設や団体へ橋渡しするプロジェクトです。「読書の喜び」をより多くの方々と共有したいとの思いから、 2009年に初めて実施されました。2回目の実施となる今回は、全国から10万冊を超える書籍の寄贈があり、日本センターに対しては、その中からことわざ辞典などの日本語学習教材、折り紙や和食の教則本、ビジネス書、文学書などを中心に寄贈いただきました。

日本センターでは日本語コースや相互理解事業の活動を行っており、併設する図書館へは日本に興味を持つ学生や一般の方が多く訪れています。日本を知る重要なツールである書籍の寄贈に、各センターから感謝の声が寄せられました。

ウクライナ日本センター

【画像】「ウクライナ日本センターの図書室には、日本に関心を持つウクライナ人や在留邦人が大勢訪れます。

当地では日本語の書籍を入手することが大変困難なため、この度ご寄贈頂いた多岐にわたる本の数々はウクライナの日本語・日本文化学習者、当地に駐在する日系企業の方々やそのご家族、日本人留学生等多くの利用者に大変喜ばれています。特に児童書は、日本人の子供達だけでなく、当センターの日本語講座で勉強している生徒にも大変好評です。

これらの本を通じ、より多くのウクライナ人に、より深く日本を知ってもらうことで、日本とウクライナの相互理解が深まると信じています。本当にありがとうございました!」

カザフスタン日本センター

【画像】「この度、日本に関する図書をたくさん送っていただき、ありがとうございました。特にいただいた100冊以上の本の中でも、日本の文化・歴史・日本語教材などが嬉しかったです。

これらの図書は、システムに登録後、「新着図書」のコーナーに置かれ、カザフスタン日本センター(KJC)のホームページで紹介されています。

【画像】私は料理クラスを月に2回教えているので、お料理の本が大変参考になりました。またKJCでは囲碁クラブがあるので、『まんが囲碁教室』『9級から初段までの基本詰碁』がみんなに喜ばれています。その他、『1日30分を続けなさい!』が人気があります。

KJCスタッフを代表して、JPICの皆様に感謝申し上げます。」

総務・相互理解主任スタッフ イスマイロヴァ アセリ

カンボジア日本センター

【画像】前所長ラヴィ氏、図書館スタッフチャンシーさんより「日本美術関係は内容がとても美しい」と賞賛と感謝の声が寄せられました。寄贈いただいた書籍の中には、日本語コースでも活用しているものもあります。カンボジアでは日本の書籍を入手するのが難しいため、今回寄贈いただいた書籍は、日本センターの図書館を利用するカンボジア人学生や市民の方々にとても喜ばれると思います。

モンゴル日本センター

【画像】「モンゴルにおける日本語の学習者、日本の研究者、そして日本に興味を持っている人々に役に立つ書籍をいただき、大変感謝しています。日本語や日本の文化などに関する書籍は、モンゴルでの日本研究にとても役に立つと思います。特に、当センターの図書室に3冊しかない折り紙の雑誌や書籍を7冊いただいたので、折り紙が大好きな子供たちは大変喜ぶと思います。いただいた107冊の書籍を、来館者の人々が有効に利用してもらいたいと願っています。」

図書情報・交流課スタッフ ウーリーントヤ

【画像】「JPICより寄贈して頂いた書籍は図書分類で12分類に分けて配架しました。分類は、日本語教科書、漫画、文化、文学、絵本、経営などです。この中で一番利用されるのは日本語に関する書籍、辞書、文化分類の書籍だと思います。配架する前にセンタースタッフたちで一番人気があったのは日本料理についての図書でした。私達はこれらの書籍を通して、日本の文化をモンゴルの読者たちに伝えるために頑張ります。JPICの皆様に心から感謝を申し上げます。」

図書情報・交流課スタッフ T.ボロルマー