多彩な講師陣による「イシククリサマーセミナー」開催−キルギス日本センター

2011年8月11日

KNUとの初の共催、多くの方々の協力を得ての実現

【画像】キルギス共和国日本人材開発センター(KRJC)は、7月29、30日の2日間、イシククリ地域、チョルポンアタにおいて、イシククリや首都ビシュケクで既にビジネスに携わっている起業家や起業志望者を対象にした、集中ビジネスサマーセミナーを実施しました。合計85名が参加したこのセミナーは、KRJCのカウンターパート機関である、キルギス民族大学(KNU)との初の共催事業であると同時に、その他多くの機関・方々の協力により実現したコラボレーションセミナーであるとも言えます。

【画像】まず、イシククリ地域で実施中であるJICAの一村一品プロジェクト(OVOP)からは、プロジェクト運営担当者である、JICA事務所の企画調査員及びプロジェクトの現地スタッフに、一般起業家にも適用され得る商品販売のアイデアや生産管理、商品の輸出等についての講義を担当していただいただけでなく、本セミナーをプロジェクト支援対象のOVOP組合メンバー10名の研修として活用していただくという形での連携を取ることができました。
また、日本人講師として、カザフスタンから日本を代表する企業であるトヨタのカザフスタン代表と、キルギスでJICAシニア海外ボランティアとして活動されている経験豊かな3名の方々がそれぞれの専門性や経験を基に、参加者にとって興味深い講義を展開してくださいました。キルギス側からも、KRJCの現地講師だけでなく、KRJCが定期的に実施しているビジネスAコース(ミニMBAコース)の過去の参加者であり、その後、イシククリ地域で起業し、成功を収めているゲストハウスオーナーから貴重な経験談を話していただく等、多彩な顔ぶれが揃いました。

参加者の反響・今後の課題

【画像】今回のセミナーは、ビシュケク以外の地方で実施するセミナーとしては大規模なものとなり、参加者もKNUの学生から地元のコミュニティビジネス従事者、ビシュケクでのビジネス従事者まで幅広く、そのためそのニーズも、基礎会計について勉強したい人、起業するにあたっての必要基礎知識を広く知りたい人、販路開拓方法や労務管理について集中して勉強したい人等々、多岐に渡る結果となりました。そのニーズ全てに沿うことはどうしても不可能であり、今後の課題として対応方法を検討する必要がありますが、今回のセミナーを通じて初めてKRJCがビジネスコースを実施していることを知った参加者からは、Aコースについての問合せや、早い時期での次回の集中セミナーの開催を望む声が寄せられた他、多様な講師から有意義な講義を受けることができたことに対する喜びの声も多く挙がりました。

日本センターの三本柱「ビジネスコース」「日本語教育」「相互理解促進」を網羅

【画像】また、今回はビジネスセミナー実施に併せて、折り紙・浴衣の着付け・伝統遊び・日本語遊び等を含む、日本文化紹介ブースの開設、また、30日のビジネスセミナー終了後には、キルギス国立の青少年ダンスグループSeitecの子供たちによるキルギスの伝統的ダンスや歌、KRJCの和太鼓グループ「大江戸太鼓」、青年海外協力隊員による筝の演奏によるコンサートを実施。コンサートは多くのビジネスセミナー参加者を含む、約200名の観衆が集まり盛況の中、2日間の幕を閉じました。

【画像】イシククリはキルギス随一の観光地ですが、近隣諸国やキルギス国内から訪れていた観光客にとっては、思いがけないキルギス・日本のコンサートを十分に楽しんでいただけたことと思います。
ご協力頂いた、多くの方々に、KRJCスタッフ一同、深く感謝を申し上げます。


(カザフスタンから遠路お越しいただいた、トヨタモーターカザフスタンの代表、加藤氏に対し、講義終了後、インタビューさせていただきました。このインタビューの内容については、別途KRJCのホームページに掲載いたしますので、是非KRJCのホームページもご覧ください。)