日本から世界へ つながる日本書籍の輪 −ブックリボンに感謝の声−

2012年12月12日

この度、財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)の「ブックリボン」プロジェクトより、カザフスタン、カンボジア、キルギス、ベトナム日本センターに対し、計200冊を超える書籍を寄贈いただきました。

JPICの「ブックリボン」は、「読み終わった本」「本棚にねむっている本」を、本を手に取る環境が十分ではない施設や団体へ橋渡しするプロジェクトです。

「読書の喜び」をより多くの方々と共有したいとの思いから、2009年に初めて実施されました。3回目の実施となる今回は、日本センターに対しては、ことばの絵辞典や漢字が楽しくなる本などの日本語学習教材、折り紙や和食の教則本、ビジネス書、文学書、絵本などを中心に寄贈いただきました。

日本センターでは日本語コースや相互理解事業の活動を行っており、併設する図書館へは日本に興味を持つ学生や一般の方が多く訪れています。日本を知る重要なツールである書籍の寄贈に、各センターから感謝の声が寄せられました。

カザフスタン日本センター

【画像】この度は、JPIC様より多くの書籍を寄贈いただきまして、誠にありがとうございました。カザフスタン日本センター(KJC)の図書館は、様々な方々にご利用いただいております。いただいた書籍の中で、中高生の方々には漫画や若者向けの雑誌が、女性で仕事をしていらっしゃる方や主婦の方には料理や手芸に関する図書が、日本語学習者のみなさんには方言大辞典が大変興味深いようです。

【画像】いただいた書籍はとても新しいものですので、KJCの日本語コース受講生の学習にも、非常に役に立っているようです。当センターの来館者の嬉しそうな顔を見て、私たちスタッフも喜んでおります。JPICを通じて寄贈くださった皆様に、心より感謝申し上げます!

図書館スタッフ ケリモヴァ・ジャンサヤ

カンボジア日本人材開発センター

【画像】カンボジア日本人材開発センター(CJCC)の図書室には、2012年度にJPIC様から12冊の本をご寄贈いただきました。これらの書物は図書室を訪れる学生や一般の方々から利用価値の高い本であるとしてとても好評です。

たとえば、「こくごの図鑑」は、日本語の用法を学ぶこCjcc.pngとができるので、日本語学習者の学生にとってとても人気があります。この本で、日本語の日常的な語彙や言い回しなどを学ぶことができます。

さらに、ビジネス関係の図書はビジネスを学ぶ人々にとって有益で、リサーチに活用している方もいます。

これらのご寄贈いただいた書物は、学生や一般の図書室利用者にとってとても重要なものとなっております。JPIC様におかれましては、引き続き図書の寄贈活動をご継続くださいますようお願いいたします。この度の有益な図書のご寄贈について、大変ありがとうございました。

キルギス日本センター

【画像】この度、キルギス日本センターには、134冊もの日本に関する書籍を寄贈いただきました。図書室は、日本文化に興味のあるキルギスの方、日本語学習者はもちろんのこと、在留邦人が心おきなく日本語の活字に触れることのできる空間として活用されています。日本語学習者と在留邦人の子供たちが共に活用できる、小・中学生向けの楽しい物語を特にたくさん寄贈いただきました。ありがとうございました。

「インターネットのJPICの活動について読んで感動しました。本を通じてキルギスの人が日本文化、日本史が好きになると思います。これもキルギスと日本の国際関係では大事なことだと思います。本当にありがとうございます。」 日本語教師(キルギス人)

「今まで、日本の作家の本をロシア語だけで読んできました。JPICにいただいた本の中で好きな作家の本があって嬉しかったです。本を日本語で読む機会を作ってくれてほんとうにありがとうございます。」

日本センター日本語コース卒業生(キルギス人)

「子供たちが好きな本がたくさん入って嬉しいです。」「キルギスでも日本で有名な作家の本読むことができてうれしいです。」 在留邦人

これからますます多くの方に活用される日本センターの図書室を目指したいと思います。

ベトナム日本センター(ハノイ)

【画像】この度は、出版文化産業振興財団(JPIC)から計10冊を超える書籍を寄贈いただきまして、誠にありがとうございました。

ベトナム日本センター(VJCC)ハノイの図書館では、日本の文化や最近のビジネス専門書籍を入手することが難しいため、今回寄贈いただいた書籍は、日本に関心のある利用者の方にとても喜ばれています。

10冊の中で、「メイク力—Make Power」は一番人気がある本です。理由はVJCCの図書館で、この分野の本が初めてだからではないでしょうか。

【画像】この本を読んだ後、多くの女性は「整形メイク」との異名をとるかづき流メイクの極意がわかりました。また実際のメイクテクニックの解説が丁寧でわかりやすいと感じました。「欧米流の流行の美人メイクをするよりも、自分の欠点を正しく補正するメイクの方がずっと自分に自信がもてる。この手法が主流になれば化粧品会社は本気で困るのではないか。」と思いました。VJCCのスタッフにもこの本はとても人気です。

私達はこれらの書籍を通して、日本の文化と専門課題をベトナムの読者たちに伝えるために頑張ります。JPICの皆様に心から感謝を申し上げます。

(図書館担当:Nguyen Thi Tuong Van)

ベトナム日本センター(ホーチミン)

【画像】JPICを通して多くの日本人の方のご好意により、本を寄贈いただいたことに深く感謝申し上げます。この度はこれまでや在庫が薄かった娯楽作品(小説やアニメ関連)、それも国際的に評価が高いものや日本で長年読み継がれている本をいただきました。お陰様でベトナム日本センター(VJCC)ホーチミンの図書館の利用者数は毎月千数百人を超えていますが、今回のような寄贈は図書館サービス向上の支えとなります。